さて、今年もいよいよ残すところあと1日。
ということで、毎年恒例(自称)の映画のベスト10を発表したいと思います。
一応、「2012年に公開された映画」という縛りでのランキングです。
「公開は去年だけど、僕は今年観た」という映画も入れちゃえば『スーパー! 』とか『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ
』とか『その街のこども 劇場版
』あたりはオールタイム・ベスト級だったし、『127時間
』とか『宇宙人ポール
』とか『劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ
』とか『ミッション:8ミニッツ
』なんかもスゲーいい映画だったんですが、本ランキングでは除外しております!!
あと、『小悪魔はなぜモテる?!』もエマ・ストーンが最高でしたが、日本で劇場公開されなかったみたいなので除外。でも、エマ・ストーンは愛してます!!
ちなみに、僕は各映画の感想をブログに書いていて、その時に点数も付けているんですが、その時の点数と今回のベスト10が整合性とれてなかったりもするんですけど、、、まあその辺は、テヘペロ(・ω<)
とまあ前置きはこの辺で、早速ですが発表です。
第10位 DOCUMENTARY of AKB48 Show must go on 少女たちは傷つきながら、夢を見る
いきなり何言ってんだ?って感じかもしれませんが、いい映画なんですよ、これ。
今年は、「AKBの総選挙を予想する」という謎の仕事をすることがあって、その勉強のためにレンタルした本作ですが、図らずも大号泣しちゃいました。
特に、「島田」という無名でややブサイクな女の子が、「不安」と「嫉妬」と「責任感」と「自責」がグチャグチャになった感情を、グチャグチャのままに吐露するシーンの誠実さが本当に胸を打ってしまって。。。
本作のサブタイトルに「少女たちは傷つきながら」という言葉が使われているけれど、実際は「少女たちを傷つけながら、(ファンが勝手に)夢を見る」というエンターテイメント=「AKB48」なんだという居心地の悪さを突き付けられる作品でもありました。
なんだかんだでAKBが大好きになる映画ではあるんですが、拳を握りしめて「がんばれAKB」と呟きながら号泣する姿は誰にも見せられませんが・・・。
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第9位 デビルズ・ダブル -ある影武者の物語
ブリンブリンのジャケットに惹かれて手にとってしまったものの、ゴリゴリの社会派映画でした。
サダム・フセインの息子ウダイ・フセインとその影武者ラティフ・ヤヒアの実話をベースにした映画なんですが、このウダイ・フセインという男がまあとにかくクソ野郎でして。
そのクソっぷりを目撃するという意味でもすごく重みのある作品。
主演のドミニク・クーパーの演技も最高でした!
僕の感想はコチラです。⇛実在した悪魔<クソ野郎>を目撃せよ! 映画『デビルズ・ダブル ある影武者の物語』ネタバレ感想
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第8位 ドラゴン・タトゥーの女
全編を通して映像が超かっこいい作品。特にオープニングタイトルムービーがヤバい!!
カレン・Oがカバーする「移民の歌」の完成度もクソ高い上に、映像のリンクっぷりがとにかく高クオリティー。
これが観れたというだけでも、まあ満足でした。
僕は元々デヴィット・フィンチャーの作品が大好きなんですけど、『ソーシャル・ネットワーク』『ベンジャミン・バトン』『ゾディアック』『セブン』『エイリアン3』の要素が一作にギュッと詰まっていて、フィンチャー監督の集大成っぷりもステキ!(ま、過去最高作とは言いませんが。。。)
原作小説のミレニアム三部作について、個人的には2作目以降の失速感が気になったんですが、今後フィンチャー監督の手で三部作に仕上げるとしたらどうなるのか楽しみではあります。
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第7位 アベンジャーズ
いやー、かっこよかったね!!
アイアンマンのスーツ着脱シーンが全てステキ!
自ビルの屋上で歩きながら自動でスーツを外していくとことか、マークⅦ発動のシーンとか、超かっこいいんですけど!!
それからハルクの暴れっぷりにもシビレました。
しかし、映画を見てから数ヶ月。
気がつけば右手を前に出して「ハンマー」が飛んでくる空想をしている自分に気づきまして。
結果的にはみんな超かっこいい映画だったってことでしょう。(ま、ホーク・アイはアレですけど。。。)
いやー、今すぐにでも「2」が欲しい!「2」をちょうだい!!
僕の感想はこんな感じです⇛おいおい「これが映画だ。」だと!!うん、最高じゃないか!。映画『アベンジャーズ』ネタバレ感想
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第6位 タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら
2012年は『ファイナル・デスティネーション』シリーズの新作がない1年でしたが、その代わりを補って余りある映画がありました。
いやー、こうやって人が盛大に血まみれ死していく映画は飯が進みますな〜。
「ヒャッホー死ね死ねぇ〜!!」というテンションに対して『ムカデ人間』みたいに残酷な視点をぶち込んでくる映画もありましたが、やっぱり最後まで「おバカ切り株映画」から外れない本作は最高でした。
やっぱり年に一本はこういう映画が見たいもんです!
僕の感想はこんな感じ⇛ありがとう、安心保証のバカ映画!! 映画『タッカーとデイル 史上最悪にツイてないヤツら』ネタバレ感想
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第5位 ヒミズ
被災者に対し「がんばれ」という言葉をぶつけることの残酷さが気にならないことはないんですけど、がんばってなかった僕にはその「がんばれ」は激しく響きました。
震災の映像と重なる声援は魂にダイレクトに届いてきて、映画館で1人で観た映画でこれほど号泣したことはありませんでした。
映画館から出るとき、カップルに二度見されたのもいい思い出です!
大好きな漫画だった「ヒミズ」を、こういう映画にしてくれた園子温監督には本当に「ありがとう」というい気持ちでいっぱいですよ!
そして、茶沢さん!その強烈なウザさでもって住田を救ってくれてありがとう!!
僕の感想はこんな感じ⇛絶望は決して消えないけど、「生きろ!」と言う人がいたから。 映画『ヒミズ』ネタバレ感想
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第4位 プロメテウス
結構なプロモーションをやっていたせいか、僕の周りでも「この映画を観た」という人は多かったんですが、未だに僕以外で「面白かった」と言ってる人に会ったことがありません。。。
「まじかよ!超面白いじゃねぇかよ!!」と思いながらも、「クソ映画だった!」と言ってる人が上司だったりすると何も言い返せないサラリーマンなんです、私。。。
いや、それでもやっぱりこの映画の映像表現は素晴らしく、特に「巨大なもの」を巨大に見せる演出は世界最高峰。
「IMAX 3D」で観てないんだったらこの映画をとやかく言ってんじゃねぇよ!!と言いたいものです。ま、サラリーマンなので言えないんですけどね。
うーん。僕の中では、今年の期待作なんて言われていた映画の中ではダントツの傑作なんだけどな〜。
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第3位 ドライヴ
今年もライアン・ゴズリングの映画に外れなし!!
『ブルー・バレンタイン』とか『ラースとその彼女』とか、とにかくいい映画に出まくってるイメージがあるライアン・ゴズリングですが、本作も超ヤバい!!
キャリー・マリガンも『わたしを離さないで』とか『SHAME』とか、表情の“含み”が凄い女優さんですが、この二人の化学反応が凄い。
なんといっても、ライアン・ゴズリング演じる“ドライバー”の美学に痺れるし、キャリー・マリガンとのエレベータでのキスシーンは間違いなく映画史に残る印象的なキスシーンになったんじゃないでしょうか。
「センス」という観点で言えば、間違いなく今年一番の映画でした。
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第2位 灼熱の魂
いやー、これは本当に強烈な映画でした。
『嫌われ松子の一生』とか『殺人鬼フジコの衝動』的な、ある女の波瀾万丈な生涯を描いた映画なんですけど、その波瀾万丈のスケールがとにかくケタ違い。
少なくとも僕の想像力では、コレ以上悲劇的な人生を想像することはできません。
ただ、そういう壮絶な人生を歩いた女の人生を題材に、明らかに「愛」と「許し」の映画にしているのが本作の魅力的なところ。
だからこそ、トラウマ映画で、見終わった後はかなりの疲労感を残すヘビーな映画なのに、その根底に「幸せ」を見つけてしまうわけですよ!!
映画好きを自称する僕にとって、こういう映画との出会いは「幸福」としか言いようがありませんでした。
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第1位 ヒューゴの不思議な発明
映画としての完成度で言えば『灼熱の魂』の方が優れているのかもしれないけど、ジョルジュ・メリエスが映画を作っている様子の再現映像があまりに素晴らしくて。
まさに「映画が生まれた瞬間」と言っても過言ではない製作風景を観れたことは、「幸福」以外の何物でもありませんよ!
また、「映画とは夢を生み出す魔法なんだ!」という映画黎明期の製作者の熱意までもが再現されていて、それもまた幸せ。
僕が映画を好きになった一番の原体験は「VFXによって夢を作り出した映画」に触れたことだったわけで。
「夢を作る」を精一杯に体現している人たちの姿に、「ああ、俺は映画が好きなんだな〜」ということまで再確認させられて。
やっぱりそれは、幸せなことでした。
映画を見るといろんな感情が生じるんだけど、やはり「幸せ」を感じる映画は最強だな〜。
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総評
というわけで2012年のベスト映画は『ヒューゴの不思議な発明』でした。
今年もたくさん映画を見て、「スゲー映画」にもたくさん出会えました。
「今年もライアン・ゴズリングの映画がイケイケで、僕が主演男優賞を選ぶとしたら今年もライアン・ゴズリングかな〜、と思っていたら、『プロメテウス』『SHAME』で一気にマイケル・ファスベンダーが急上昇してきたぞ!」とか。
「今年一番の期待作だった『ダークナイト・ライジング』は、まあ、そこまででもなかったな・・・。」とか。
「好きな映画女優はずっとアン・ハサウェイだったんだけど、アマンダ・セイフライドが急上昇してきたと思ったら、その2人が共演した!やべ〜!」とか。
いろいろあった1年でした。
今年の10月に子どもが生まれ、「映画を観ている暇があったら、家で子どもと遊びたい!」というモードに入ってしまって、11月と12月は映画館に一度も行ってなくて。
この調子だと、来年はベスト10を選べないかもしれませんが、まあそれはそれで「幸せ」だったらいいでしょう。
ということで、来年はDVDで素敵な映画に出会いたいと思います。
それではみなさん。良いお年を!